ルノーというメーカーには商売気があるのでしょうか!? 日産の親会社という立場で世界に立ち回っている商才の塊みたいなグループの印象もありますが、あまりやる気を感じないですよねー。日本に入ってくる一定規模の輸入ブランドの中では、内装のレベルが世界標準(日本標準)から最も遅れているのがルノーかな!?まだVWやフィアットの方がマシだよなー・・・。特に日本市場におけるフラッグシップのメガーヌは、Cセグの他のクルマと比べるのがかわいそうなくらいにイケてない。10年以上フルモデルチェンジをしていないプレミオ/アリオンと同じくらい古臭さを醸しています。
まだ日本未導入ですが新型メガーヌではちょっとは改善されてますね。縦長の液晶ディスプレイは好き嫌いがあるかもしれないですが、今では非ドイツ系グローバル車の中型・大型モデルではこれが主流!?な気がします。ドイツブランドは小さめのディスプレイが好きみたいです。最近のメルセデスなどは乗るたびに思うのですが、ディスプレイよりもエアコン吹き出し口が大事みたいです。中にはそんなにたくさん吹き出し口を付ける必要あるの!?(それともこれはスピーカーなのか!?)ってモデルもあります。
ルノーのラインナップは、とにかくキャラクターが非常によく立っていて、日本みたいな飽和市場では案外に売りやすいんじゃないかと思います。内装なんか気にしないという人にとっては、お財布にも優しい価格帯ですし、トヨタのヒット車(C-HRやプリウス)よりもリーズナブルな選択かも。
特にトウィンゴ、ルーテシア、カングーは日本市場でも競争力が十分にありますし、メガーヌも本国ですでに発売されている『マイクタイソン・フェイス』になっているセダンを持って来れば、『シビックよりカッコいいかも!?』って注目されるんじゃないでしょうか。メガーヌの中身は北米でシビックと戦っているセントラの1.6Lターボ(200ps)ですから、新型シビックとも性能面では互角に戦え流でしょうし、メガーヌRSとシビックtypeRはFFニュル最速をめぐるライバルでもありますし。
さてそんな中で・・・ちょっと宙に浮いた感じになっているのがキャプチャーです。このジャンルの輸入車にしては日本発売が早かったのですが、「なんか良さそうだけど・・・」で終わってしまった感じがします。お年寄りの気持ちはちょっと掴んだかもしれないけど、若者の心は全く掴めなかった・・・。フランスでは若い世代が乗っているクルマなんですけども、フランスよりもGNIが低いのに、高い家賃&スマホ代を負担している日本の若者には260万円は、ちょっと敷居が高かったか!?いやいや同じ金額でトヨタ86が買えるという現実の前に敗北しただけです。
日本のクルマ好きな若者はみんな賢いですからねー。K沢さんが何か言えば、すぐに『老害は黙ってろ!!』みたいな強烈な反論が返ってきますし、K口さんが動画で乗り心地いいですねーといえば、『この人はいつも同じこと言ってるよなー』などと、コミュニケーション不足時代を象徴するような反応が起こります。
そんな冷めきった日本のクルマが好きな若者を振り向かせてローンを組ませるならば、せめてルーテシアRS用の1.6Lターボでも積んでこないと何も始まらないって。メガーヌRS用の2Lターボを積め!!とまでは言わないけどさ。
動画の頃と比べて年次改良によるフェイスリフトが行われていて、欧州で大ヒット驀進中!!ついにVWゴルフについで全欧州第2位の地位に上り詰めたルーテシアに近いエクステリアになっているんですが、このベースモデル(ルーテシア)のデザインがとても優秀なのも、キャプチャーの不人気に拍車をかけているようです。ルノーがマツダから引き抜いた、ローレンス=ヴァン・デン・アッカーがルノーでの挨拶がわりに仕上げたルーテシアのエクステリアは全く風化しないですねー。イケメンBセグランキングを作れば間違いなく1位ルーテシア、2位MINI、3位アクア、4位ミト、5位デミオかな・・・。
MINIより、MINIクロスオーバーの方が高級感があって、デミオよりCX3の方がスタイリッシュだから、それ相応の価格差が受け入れられているわけですが、ルーテシアとキャプチャーに関しては立場がちょっと微妙なんですねー。ヴァン・デン・アッカー時代のマツダがコンパクトカー市場の多様性を狙って作った『ベリーサ』というBセグ車がありましたが、キャプチャーはなんだかベリーサに近いイメージで仕上げられているような感じがするんです(あまり新しくない)。ルーテシアが優秀すぎるけれども、なんとかキャプチャーのキャラを立たせて欲しいですねー。
↓三本さんやっぱり面白いなー
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↓ツートーンを日本で流行らせたのはMINI、シトロエンDSとこのキャプチャー!?
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