アウディといえば「フォー・シルバー・リングス」の意味するように4つのオリジナルメーカーにその系譜を持ち、100年以上の歴史とさまざまなDNAを受け継ぐドイツ自動車産業を代表する老舗ブランドです。4つのブランドによる『連合(アウト・ウニオン)』ってのがちょっとややこしいと同時に興味深いところですね。例えば今の日産のルーツには『ダットサン』と『プリンス』という2つの流れがあって、両者の関係は今も『Z』と『GT-R』が並立していて、同じラインで製造されているものの、ゴーンさんでも「統合」出来ない根深さを持ってます(シボレーはコルベットだけなのに、北米日産はなぜ2台ある?)。これがアウディの場合はそれほど顕著に見られずに、『クワトロ』という商標へと溶け込んでいます。
そもそもアウディらしさって何なのか?日本では名前とデザインだけが先行して人気になっている節がありまして・・・アウディユーザーは好き勝手にブランドのコアを解釈しているようです。スバル以外の日本メーカーのユーザーも似たようなものですけど。主張がバラバラなのははユーザーが悪いのではなくて、作り手側が曖昧に発信しているからってのもありそうです。特にアウディに関しては4つの源流がありますから、「高級」「高品質」「スポーティ」から「エンジン屋」ってものまで全部正解といっていいみたいです。
簡単にアウディの概略を書くと、カール・ベンツやゴットリープ・ダイムラーが活躍したドイツ自動車産業の黎明期に、アウグスト・ホルヒというエンジニアがいて、ます始めに「ホルヒ」というメーカーを作りました。その後に「ホルヒ」の経営から追い出されると今度は新たに「アウディ」を創業しました(アウディはラテン語でホルヒの意)。『WW-Ⅱ』前のドイツの高級車市場では、ホルヒがベンツやマイバッハに大差をつけて圧倒的なシェアを持っている一方で、アウディはホルヒのようなクオリティカー路線を志向するもののハイパーインフレ時代のドイツでは資金集めもまともに出来ずに伸び悩みます。
そこに出て来たのが世界最大の二輪メーカーとなっていた「DKW」で、経営が苦しいアウディを買収し、有閑状態だったアウディの工場で「DKW」小型車の大量生産を始めたようです。その後DKWの取引銀行であったザクセン州立銀行とドレスデン銀行の画策により「ホルヒ」と二輪メーカーの「ヴァンダラー」が統合されてフォー・シルバー・リングスとなったようです。・・・つまり高級車得意なトヨタ(ホルヒ)と技術&高品質の日産(アウディ)それに二輪メーカーのホンダ(DKW)とスズキ(ヴァンダラー)が手を組んだみたいなブランドが現在のアウディということになります。
そんなアウディですが、2000年代の圧倒的な勢いが、ここに来てやや影を潜めていて、どうやらブランドのキャラ設定に相当苦しんでいるようにも見えます。北米で躍進したレクサスIS、メルセデスCクラス、ジャガーXEの前に、対峙する意欲すら無くしてしまったかのような地味なアウディA4のFMC。プラットフォームを更新したばかりでまだまだ本調子ではない!とは言っても、条件はIS、C、XEも全く同じです。
北米市場のプレミアムブランドでもSUVの販売比率が伸びてますが、こちらも圧倒的に優勢なのはレクサスで、ドイツ勢がもたもたしている隙をついてボルボとジャガーが進出しています。特にアウディの伸び悩みは北米でも日本でも鮮明で・・・これまでのアウディの強みって一体何だったんだ?というくらいに全ラインナップで後手を踏んでいる状況です。そんなアウディの悪い流れを断ち切ってくれそうなモデルが出てきました。日本での発売は来年になるそうですが、いかにも『クワトロ』って感じのスタイリングです。
ジャンルとしては欧州と日本で流行しているジューク、ヴェゼルタイプのBセグベースSUVなんですけども、とても感心したのが安易な造形に走らずに、アウディのこれまでの伝統に即したスタイルをクソ真面目に踏襲しているところです。日本メーカーみたいにさ、ゴ◯ブリとかガ◯ダムとかにインスパイアされるのではなく・・・えーと顔じゃないですよ!サイドのラインがです!アウディの伝説の名車(今もあるけど)である「RS4アバント」を連想させてくれますね〜・・・。
1990年代の日本で巻き起こった『AWDターボ革命』ってのがありました。イニシャルDに出て来る須藤京一は「AWDターボじゃなきゃクルマじゃねー!」とまで言い放ちました。そんなやる気満々の日本勢(EVO、WRX、GT-R)に対してたった1台で立ち向かったのが「RS4アバント」でしたねー。ただし280psで自主規制していた日本勢に対してRS4アバントは2.7LのV6ターボで380ps。2000年頃の数値をしてはかなり優秀!それもそのはず本物のスポーツチューナーであるF1のエンジンサプライヤーのコズワースが担当してましたから。技術頼みの日本勢の不粋さの残るエンジンに対して、欧州のレース文化で培ったエンジンの方が優秀だ!!と当時の英国メディアは結論しております。
そんなアウディの金字塔を忘れないで、最新モデルのデザインに取り込む姿勢がいいですね(RS4アヴァントはまだ現役ですけど)!そういうデザインを取り込みたくなるほどに、開発者の情熱が詰まったモデルなんでしょうね・・・これは禁断の「デザイン買い」でいいんじゃないでしょうか!!!ちなみに中身はMQBの横置きエンジンで、A1に使う3気筒まであるようです。全長4191❌全幅1794❌全高1508mmとのことですが(誤植が多い雑誌からの抜粋なのでちょっと不安)、ちょっと腰高感があるヴェゼルが1600mmの高さなので、なんとも絶妙でいいところに収まっていますね。・・・初代アウディTT以来の何かをやってくれそうなオーラを感じるんですよ!
アウディQ2の動画
最新投稿まとめブログ
カーメディアによって歪曲された「輸入車ブランド」のイメージに辟易しています。 若い世代にとっての輸入車とは!!!というブログです。 最近のお気に入りブランド BMW、シトロエン(DS)、ボルボ、ジープ・・・
2016年7月25日月曜日
2016年7月19日火曜日
VWゴルフ FFスポーツに活路を見出す!?そして世界が動く・・・
「FFスポーツモデル」の販売の盛り上げに、日本と欧州の幾つかの陣営が積極的に動いています。比較的手頃に愉しめる価格帯でスポーティなクルマはもっと売れていい!その潜在的な市場を掘り起こすために、複数の陣営が『小競り合い』を演出することで、少しでも多くの人に注目してもらおうといったマーケティングのようです。クルマにはあまり興味がないオッサンが「カッコいいかも!?」といった軽い好奇心で引き寄せられる「怪我しないスポーツカー」市場は、メーカーの予測をはるかに上回るシェアが隠れているようです。
FFという駆動方式は、パッケージに優れるばかりでなく、軽量化もしやすい構造上のアドバンテージもあるので、アプローチによってはRWD車と同等以上に軽快なハンドリングを追求することもできます。つまりRWDで軽快なハンドリングを追求すると「マツダ・ロードスター」「ホンダS660」「ロータス・エリーゼ」といった、乗用車としてはなかなか潰しが効かないクルマになってしまいますが、FFベースならば「ルーテシアRS」「アルトワークス」「アウディS1(AWD)」といった、ある程度の実用性を兼ね備えつつも『スパルタン』なモデルが可能です。
この利便性を前面に押し出してプロモーションすればFFスポーツは絶対に人気が出るはず!!とは思うのですが、そんな思惑を軽くぶち破ったのが2012年に華々しくしくデビューした86/BRZで、同年に惜しまれつつ消えていったRX8の『喪失(ロス)』を全く感じさせない活躍をみせました。FRのドリ車として迫力のイメージ、4座による実用性の高さ、徹底的なコスト管理で実現した低価格・・・これだけ揃えられてはシビックtypeRみたいなクルマがたくさん売れる余地はなく、FFスポーツにとっては完全に逆風が吹きました。
この86デビューによって俄に盛り上がりを見せたスポーツカー市場では、RWDのスポーツカーばかりが脚光を浴びました。86の大成功の裏では、先代よりも圧倒的にデザインが良くなった現行のポルシェ・ボクスター(現718ボクスター)が、これまた歴代ポルシェの記録を塗り替えるほどの大ヒットを日本で記録していました。86の登場によってスポーツカーが注目され、スポーツカーが欲しくなったユーザーの中には一定の割合で、「もっと本格的なモデルを!」という希望もあり・・・それを600万円そこそこの適度な価格のボクスターがごっそり持っていった!!というのが真相じゃないかと。
2015年には86の乗り換え需要を睨んだかのようにマツダロードスターとホンダS660が登場しました。86に3年乗ってみて、「やっぱり屋根開いた方がいいな!」と感じていたユーザー層が当然ながらに乗り換えに動いたでしょうね。それにしても86の中古下取り価格はトヨタの見事な戦略?によってかなり高値で安定しています。乗り出し300万円で3年3万キロなら余裕で150万円以上になるようです(乗り換えラクチン!)。
スポーツカーの王道といえるRWDのモデルが次々と登場して盛り上がっていますが、その影に隠れてひっそりと消えて行くのが決まっているのが、ホンダCRZとプジョーRCZといったFWDのスポーツモデルです。手軽に乗れるスポーティなモデルとして今後の主流になっていくか?と思いきや、この2台はあくまでアウディTT基準で設計されているので、ユーティリティ面では期待できなかった・・・。さらに日本のスポーツカー・ユーザーは非常に保守的なようで頑なにRWDを志向しますし、最終的にはトヨタの大英断(86発売)によってトドメを刺された格好になりました。一時はFFのスポーツモデルの最前線にいたマツダやホンダが気がつけば完全に「RWD路線」へと鞍替えしています。
「FFニュル最速」と鳴り物入りで日本にやってきたルノー・メガーヌRSも、プロモーションの成果も虚しく日本では全く火が付く気配がないです。アウディが用意した超絶ホットハッチのS1も『さっぱり』です。どうやらFFベースで400万円越えたらアウトみたいですね。日本市場はなんだかんだ言っても輸入モデルに対しては難攻不落な場所で、単純に価格下げるしか突破できる道が見つからないですね(日本価格だけ高いなんて論外!)。特にFFモデルには厳しいですね。やっぱり『あの漫画』の影響が大きいのでしょうね。FF車に乗っているキャラクターはやたらと性格が悪いカス野郎として描かれてましたから・・・(ランエボも酷い扱いでした)。
さてそんな『中二病』?で末期的なスポーツカーユーザーの根性を叩き直すために、欧州メーカーの大ボス・VWが本腰を上げて、突然にスポーティ路線を採りはじめました。VWも『ちょっとした』問題発生で騒がれてしまい、日本での販売も低迷しましたが、今年に入って早くも徐々に販売台数も回復しているようで、さらにこの苦境から完全に抜け出して、新たなファンを獲得するためのプロモーション戦略の『始動』といったところみたいです。
もちろん何のコトを言っているかというと「FFニュル最速」の称号をニュルブルックリンクがある地元ドイツ勢の手に取り戻して、ドイツ自動車産業の誇りを取り戻した件です。フランスや日本のメーカーにレコードを獲られるのは『国辱』ですから、そんなナショナリズム的な国威発揚的な意味があります。ドイツは羨ましいですね。日本にも海外メーカーが来るサーキットすらない・・・。某日本メーカーはラグナ・セカ(アメリカ・カリフォルニア州)の命名権なんて買っている場合じゃないよ〜。
近年はニュルでの度々の『屈辱』が報じられるポルシェ(エンジンで勝てないからEVってさ〜)に代わって、ポルシェよりも速いVWまでが出てきています。ポルシェのユーザーにとってはちょっと看過できない事態ですけども、実際に0ー100km加速もニュルのタイムもノンターボのポルシェでは軽く負けちゃうレベル。もちろんVW車も加速重視の超絶モデルはゴルフR400というAWDになりますけども、欧州ではすでに発売されているFF駆動のGTIクラブスポーツの「S」という特別グレードもこれまた相当に速いのだとか。
VW本格参戦でなかなか面白い展開になってきました。一般ユーザーからの信頼が薄れたVWは、カーメディアを使って下手にステマをするよりも、直球勝負で世界に「VWはやはりナンバー1だ!」と刻み込ませる戦略を採りはじめたようです。安易なメディアプロモーションによって販売台数を底上げするのではなくて、スポーツモデルでファンを掴むという『ピュア』な戦略によってブランド力の回復と新たなる市場開拓が狙いでしょうね。そしてなによりも『ゴルフのシャシー性能の高さ』を考えると、それを使ってスポーティなモデルによってポテンシャルの高さを見せつけるという戦略は非常に理にかなっていると思います。BMWもフォードも一目置くVWのシャシーに、圧倒的な資金力を投じて開発したスポーツエンジンを積めば、FF車を生産するブランドで追従できるところは無いはずです。
そんなVWに絡んで知名度を上げようとするメーカー(挑戦者)は出てくるでしょうね。あまり資金力が無いブランドにとってこれは絶好のチャンスです。「86の波」に乗れなかった残念組というわけではないですが、今度こそは!!!とAMG、フォード、ルノー、プジョー(PSA)、ホンダ、マツダ、日産といった名だたるエンジン屋がすでに臨戦態勢です(日本撤退のフォードが惜しいなー)。VWが示す水準あるいはそれ以上の領域で各ブランドが火花を散らせば、86やロードスターどころか、『出足&二の足』で911やコルベットを軽くぶち抜いていく350~400psクラスのホットハッチが世界中で目撃され、ハッチバック・レヴォリューションと呼ばれる日々がやってくるのも近いのでは・・・日本では販売なしか!?(何言ってんだコイツ!?と思った人は下の動画見てみて!!FFマジで熱いです!!)
ラベル:
0001「ドイツ車について」,
046VW(メーカー),
VWゴルフ
2016年7月4日月曜日
プジョー208 と アクア 「不完全コンパクトカー」の魅力
一昔前は、免許取って最初の1台の定番といえばカローラだったですけども、今日では・・・1台目の定番コースはバリバリのフーガ!!!(もちろん中古車ですが、私の周りにも何人かいました)。最初から新車に乗っちゃう派(&潔癖性)になると、人気なのはアクアかプジョー208辺りみたいです。なんとなくスポーティで、なんとなくよく走りそう。それでいて乗り出しで200万円くらいで済む・・・どちらも日本とフランスそれぞれの「代表」みたいな雰囲気ももってますね。初心者にとってはいろいろな意味で「無難」な1台なのかもしれません。
この2台は町中で見かけると結構よく似てます。どっちがどっちをパクったというわけでも無さそうですけどね。ネコ顔の208とおさかな顔のアクアだから違うといえば違うのだけれども、クルマから醸す雰囲気が同じ・・・ユーザーの視点もかなり近そうです。同クラスのコンパクトカーは他にもヴィッツ、ノート、フィット、スイフト、デミオ、ポロ、ルーテシアといろいろありますけども、他のモデルと比べて「208」と「アクア」はちょっとだけ「トレンディ」です。なんなんだ!その抽象的な表現は。ちょっとだけ・・・なんだろ「かわいい」ですかね。これならデートしても許される雰囲気がある!?
ずいぶんと手前勝手な話ですけども、「アクア」と「208」がOKで、「その他」がNGだと感じてしまう理由を考えると・・・。ちょっと誤解を招くかもしれないですが、「アクア」に関しては走りが不自由だから! 「208」もまた右ハンドルが不器用で笑っちゃうくらいだから! コンパクトカーに乗るっていろいろ考え方があるとは思いますが、実は「不完全」こそがこのクラスの醍醐味なんじゃないですかね。
ちなみに「その他」のモデルは、廉価なコンパクトカーのはずなのに、その弱点を無様に晒すこともなく、なぜか不思議なほどにお買い得感を出してます。フィットやノートなんて近くで見ると「コレは結構広そうだなー」と感心するほど・・・。さらに走りを良くして、デザインも良くしてなんだかかなり無理しちゃってないですか?と心配になるくらいです。いくらあれこれ頑張ってみたところで、Bセグシャシーでそれなりの小型エンジンしか付いてないわけですから、クルマの本質としては限度があるわけですが、それをユーザーに感じさせないところに、「もしかして騙されてる!?」というちょっとした不信感が・・・。
それに対してプジョー208は「狭そう・不器用そう」ってダメな雰囲気がプンプンしている。これが「逆」に好感が持てる!!!(アホですね・・・) 特に一番安い199万円のモデルなんて実際に相当な安普請ですけども、それもコミコミで208のキャラクターを受け入れたユーザーにだけ響くクルマなんだな〜・・・としんみりします。クルマが相当に好きでないとなかなか「納得して買う」というところまでは行かないかも。なんとも贅沢な話ですけども、モノが溢れ還っている時代ですから、どんなクルマ買ってもメーカーが見繕った機能がたくさん付いてきます。せっかく運転を愉しんでいるのに警報音とか鳴るのは勘弁してくれよ!!!っていう試乗車ばかりになりましたよ!!!なんだこの風潮は・・・。
スバルのWRX STIみたいに余計な運転支援機能が付かないクルマっていいかもな。けどこのクルマでさえも、最大300psに年々ネットリさを増しているAWDが付いてきます。「シンプルなクルマが欲しい」という21世紀的(末期的)なクルマ観に取り憑かれて過ぎているんですかね〜・・・厭世?。typeRとかGTI倶楽部スポーツとかあってもいいけど、シンプルなMTのシビックやジェッタを売ってくれ〜・・・。なんで売らないかって?ブランドのスポーツモデル商売が崩壊するからでしょうね。とにかく「シンプル」に一定の価値がある時代!!!
ひたすらに「ピュア」「プレーン」と宣伝しているマツダ・ロードスターが250万円〜ってことを考えると、数少ない「シンプル」でセンスが良いクルマの中で、ストイックに選択肢を絞るならば、プジョー208は存在感を増します!!! ナビがオプション!!大賛成!! シートベルトじゃないんだから、なんでも標準装備にすればいいってものでもないし、Bセグじゃ長距離も高速道路も使わないわけだし。だからETCも不要!・・・って人もいる。
ボルボXC90とかBMW7erとか5m超のボデーの隅々まで、いろいろな機能が張り巡らされている1000万円以上するクルマもあれば、200万円で「何も付いていない」クルマもあっていいんじゃないの? そういうクルマを拡充するのって本来は国内の大手メーカーが担う役割だと思うのですが、T社もH社もBセグではなかなかセコいことやってて、MT装備車は最上級グレードといっていい価格設定(まあ安いですけど)。なんかヘンだよなー・・・若者にクルマの運転の楽しさを伝えるんじゃなかったの? 東南アジア向けにはちゃんとMTの廉価モデルがあるのにさー。そういうことをカーメディアで仕事するクソジジイどもも、なぜか関知しないですよね・・・。そのくせロードスターに「小物入れが無い!」とかヒステリックに喚き散らして、WCOTY車から「鬼の首獲った」かのような残念な人がいたり・・・。
国内のM社はAT車とMT車を同じ価格に設定してます(なぜ?)。販売の主流のATがMTより割高だと心理的に売り上げに影響するし、MTが割高だとクルマ好きからそっぽ向かれるから・・・の極めて経営上の判断でしょうね。輸入車の「MT・3大ブランド」といえばポルシェ、ルノー、アバルトですけども、いずれも当たり前ですが2ペダルより3ペダルの方がかなり安い!!!国内メーカーでこの原理を一応守っているのが「S社」ですが、このメーカーは多感な若者が乗るにはやや社会的なハードルが高過ぎる気が・・・これでデートに行けるのか!?(さらに最近はM社と同じくAT-MT同額車も増えてる!!!)
結論としてプジョー208は日本の若者の心を掴む売り方をしている!!!ってことです。MTブランドのルノー。ルーテシアの方が好きって人もいるでしょうけど、完成度高すぎ!!!やっぱり5ナンバーで「未完成」な魅力の208に不健全な欲情をしてしまいます・・・。
それとは全く別の理屈ですが、トヨタ・アクアも独特の立ち位置にあります。アクアは環境性能以外の部分はやっぱり相当に安普請です。けどもスタイリッシュで燃費がよくて、トヨタだから!という安心感もあって・・・これはひと昔前の「入門車」カローラの発展的な後継モデルといってもいいでしょう。評論家連中は「これに乗っても運転好きにはならないよー」とかシビアな意見を述べますが、うるせー!!!日本の交通事情だとどんなクルマでも運転好きにはならねーって!!!(夜中・早朝に愉しむ輩は別だけど)
Bセグの安普請なんてたかがしれてます。だって同クラスで一番良く出来ているクルマだってせいぜい「???」なレベルですから。これまでプジョー208がしばしば酷評&敬遠されてきた点としては、2ペダル車のミッションに使われていたAMTがやや扱いづらかったことです。同じ問題を抱えるフィアット(アルファロメオ)もこれには苦しめられました。最初から「3ペダルMTを買う!」と決めているユーザーにとっては、フィアットもプジョーもMTが一番安く買えるので嬉しいわけですが、ドイツメーカー車のようにそこそこ売れるためには、大多数の2ペダルのユーザーを納得させなきゃどうにもなんない。そこでちょっとコスト高でも、AMTに変えてトヨタ系サプライヤーの横置きATを採用したことで一気に解消されました。
アイシンAW化によって「プジョーの個性が消える〜・・・」という声もあるようです。ちょっと面白かったのは、BMW、ミニ、PSA、ボルボが一斉にアイシンAW化する段になって、カーメディアがアイシンAWミッションを「激褒め」するようになったんですよね。中には、トヨタ向けと海外向けは仕様が違う(工場も違う)とかで「完全に別物」と断定したがる頑固モノも(そりゃ市場が違うんだから当たり前だろ)。
長年トラブル無しでトヨタと付き合ってきた感覚では、やはり「エンジン」「ミッション」「サス性能」に関しては、日系サプライヤーのある程度定評があるものを堂々と使うべきだと思います。ポルシェやBMWは堂々と日本製を使うから優秀なクルマが作れるんじゃーーー!!!またそれ以外の装備は可能な限り簡略化してしまえばいい(エアコンすらも使い方次第では?)。「CVT」にしろ「ステップAT」にしろ乗用車向けのミッションってもはや選ばれたサプライヤーしか作れないほど高度になってきていますが、その大事な部分には最も安心して使えるものを選んでほしいです。あとは「安普請」でもいいじゃん。ちょっと前のポルシェだってさ・・・。
そもそもBセグに限らずにあらゆる市販車は「欠陥」ばかりです。別にリコールが多いです!って話ではないです。例えば、かなり値引きで550万円でOKですよ!って言われたので某ドイツメーカーのDセグクーペに乗りに行きましたけど、右ハンドル車の足元には、大きめな縦置き8速ATのケースが収まらずに大きく張り出して左足のスペースを圧迫してます。なんじゃこりゃ?って思いましたね。乗り出しで400万円もする別のドイツメーカーのCセグの上級モデルでもほぼ同じようなことが起こってましたけどね。「これでいっか!?」って感じに興ざめします。
「欠陥」だらけとは知らずに高級車に乗っている人は、プジョー208みたいなクルマを見て、その安普請ぶりに「あり得ねー」とか勝手なこと言いますけど、高級ブランドのクルマだって、まあほどほどにクソだったりするわけです。それでも作り手も乗り手も「いいクルマ」だと胸を張る・・・このとっても不健康な関係が一度リセットされない限りはいよいよクルマは「ジ・エンド」かもしれないな〜。街中でプジョー208とアクアを見ると、まだまだ「ちょっとした」希望があるかな・・・と。
リンク
「最新投稿まとめブログ」
この2台は町中で見かけると結構よく似てます。どっちがどっちをパクったというわけでも無さそうですけどね。ネコ顔の208とおさかな顔のアクアだから違うといえば違うのだけれども、クルマから醸す雰囲気が同じ・・・ユーザーの視点もかなり近そうです。同クラスのコンパクトカーは他にもヴィッツ、ノート、フィット、スイフト、デミオ、ポロ、ルーテシアといろいろありますけども、他のモデルと比べて「208」と「アクア」はちょっとだけ「トレンディ」です。なんなんだ!その抽象的な表現は。ちょっとだけ・・・なんだろ「かわいい」ですかね。これならデートしても許される雰囲気がある!?
ずいぶんと手前勝手な話ですけども、「アクア」と「208」がOKで、「その他」がNGだと感じてしまう理由を考えると・・・。ちょっと誤解を招くかもしれないですが、「アクア」に関しては走りが不自由だから! 「208」もまた右ハンドルが不器用で笑っちゃうくらいだから! コンパクトカーに乗るっていろいろ考え方があるとは思いますが、実は「不完全」こそがこのクラスの醍醐味なんじゃないですかね。
ちなみに「その他」のモデルは、廉価なコンパクトカーのはずなのに、その弱点を無様に晒すこともなく、なぜか不思議なほどにお買い得感を出してます。フィットやノートなんて近くで見ると「コレは結構広そうだなー」と感心するほど・・・。さらに走りを良くして、デザインも良くしてなんだかかなり無理しちゃってないですか?と心配になるくらいです。いくらあれこれ頑張ってみたところで、Bセグシャシーでそれなりの小型エンジンしか付いてないわけですから、クルマの本質としては限度があるわけですが、それをユーザーに感じさせないところに、「もしかして騙されてる!?」というちょっとした不信感が・・・。
それに対してプジョー208は「狭そう・不器用そう」ってダメな雰囲気がプンプンしている。これが「逆」に好感が持てる!!!(アホですね・・・) 特に一番安い199万円のモデルなんて実際に相当な安普請ですけども、それもコミコミで208のキャラクターを受け入れたユーザーにだけ響くクルマなんだな〜・・・としんみりします。クルマが相当に好きでないとなかなか「納得して買う」というところまでは行かないかも。なんとも贅沢な話ですけども、モノが溢れ還っている時代ですから、どんなクルマ買ってもメーカーが見繕った機能がたくさん付いてきます。せっかく運転を愉しんでいるのに警報音とか鳴るのは勘弁してくれよ!!!っていう試乗車ばかりになりましたよ!!!なんだこの風潮は・・・。
スバルのWRX STIみたいに余計な運転支援機能が付かないクルマっていいかもな。けどこのクルマでさえも、最大300psに年々ネットリさを増しているAWDが付いてきます。「シンプルなクルマが欲しい」という21世紀的(末期的)なクルマ観に取り憑かれて過ぎているんですかね〜・・・厭世?。typeRとかGTI倶楽部スポーツとかあってもいいけど、シンプルなMTのシビックやジェッタを売ってくれ〜・・・。なんで売らないかって?ブランドのスポーツモデル商売が崩壊するからでしょうね。とにかく「シンプル」に一定の価値がある時代!!!
ひたすらに「ピュア」「プレーン」と宣伝しているマツダ・ロードスターが250万円〜ってことを考えると、数少ない「シンプル」でセンスが良いクルマの中で、ストイックに選択肢を絞るならば、プジョー208は存在感を増します!!! ナビがオプション!!大賛成!! シートベルトじゃないんだから、なんでも標準装備にすればいいってものでもないし、Bセグじゃ長距離も高速道路も使わないわけだし。だからETCも不要!・・・って人もいる。
ボルボXC90とかBMW7erとか5m超のボデーの隅々まで、いろいろな機能が張り巡らされている1000万円以上するクルマもあれば、200万円で「何も付いていない」クルマもあっていいんじゃないの? そういうクルマを拡充するのって本来は国内の大手メーカーが担う役割だと思うのですが、T社もH社もBセグではなかなかセコいことやってて、MT装備車は最上級グレードといっていい価格設定(まあ安いですけど)。なんかヘンだよなー・・・若者にクルマの運転の楽しさを伝えるんじゃなかったの? 東南アジア向けにはちゃんとMTの廉価モデルがあるのにさー。そういうことをカーメディアで仕事するクソジジイどもも、なぜか関知しないですよね・・・。そのくせロードスターに「小物入れが無い!」とかヒステリックに喚き散らして、WCOTY車から「鬼の首獲った」かのような残念な人がいたり・・・。
国内のM社はAT車とMT車を同じ価格に設定してます(なぜ?)。販売の主流のATがMTより割高だと心理的に売り上げに影響するし、MTが割高だとクルマ好きからそっぽ向かれるから・・・の極めて経営上の判断でしょうね。輸入車の「MT・3大ブランド」といえばポルシェ、ルノー、アバルトですけども、いずれも当たり前ですが2ペダルより3ペダルの方がかなり安い!!!国内メーカーでこの原理を一応守っているのが「S社」ですが、このメーカーは多感な若者が乗るにはやや社会的なハードルが高過ぎる気が・・・これでデートに行けるのか!?(さらに最近はM社と同じくAT-MT同額車も増えてる!!!)
結論としてプジョー208は日本の若者の心を掴む売り方をしている!!!ってことです。MTブランドのルノー。ルーテシアの方が好きって人もいるでしょうけど、完成度高すぎ!!!やっぱり5ナンバーで「未完成」な魅力の208に不健全な欲情をしてしまいます・・・。
それとは全く別の理屈ですが、トヨタ・アクアも独特の立ち位置にあります。アクアは環境性能以外の部分はやっぱり相当に安普請です。けどもスタイリッシュで燃費がよくて、トヨタだから!という安心感もあって・・・これはひと昔前の「入門車」カローラの発展的な後継モデルといってもいいでしょう。評論家連中は「これに乗っても運転好きにはならないよー」とかシビアな意見を述べますが、うるせー!!!日本の交通事情だとどんなクルマでも運転好きにはならねーって!!!(夜中・早朝に愉しむ輩は別だけど)
Bセグの安普請なんてたかがしれてます。だって同クラスで一番良く出来ているクルマだってせいぜい「???」なレベルですから。これまでプジョー208がしばしば酷評&敬遠されてきた点としては、2ペダル車のミッションに使われていたAMTがやや扱いづらかったことです。同じ問題を抱えるフィアット(アルファロメオ)もこれには苦しめられました。最初から「3ペダルMTを買う!」と決めているユーザーにとっては、フィアットもプジョーもMTが一番安く買えるので嬉しいわけですが、ドイツメーカー車のようにそこそこ売れるためには、大多数の2ペダルのユーザーを納得させなきゃどうにもなんない。そこでちょっとコスト高でも、AMTに変えてトヨタ系サプライヤーの横置きATを採用したことで一気に解消されました。
アイシンAW化によって「プジョーの個性が消える〜・・・」という声もあるようです。ちょっと面白かったのは、BMW、ミニ、PSA、ボルボが一斉にアイシンAW化する段になって、カーメディアがアイシンAWミッションを「激褒め」するようになったんですよね。中には、トヨタ向けと海外向けは仕様が違う(工場も違う)とかで「完全に別物」と断定したがる頑固モノも(そりゃ市場が違うんだから当たり前だろ)。
長年トラブル無しでトヨタと付き合ってきた感覚では、やはり「エンジン」「ミッション」「サス性能」に関しては、日系サプライヤーのある程度定評があるものを堂々と使うべきだと思います。ポルシェやBMWは堂々と日本製を使うから優秀なクルマが作れるんじゃーーー!!!またそれ以外の装備は可能な限り簡略化してしまえばいい(エアコンすらも使い方次第では?)。「CVT」にしろ「ステップAT」にしろ乗用車向けのミッションってもはや選ばれたサプライヤーしか作れないほど高度になってきていますが、その大事な部分には最も安心して使えるものを選んでほしいです。あとは「安普請」でもいいじゃん。ちょっと前のポルシェだってさ・・・。
そもそもBセグに限らずにあらゆる市販車は「欠陥」ばかりです。別にリコールが多いです!って話ではないです。例えば、かなり値引きで550万円でOKですよ!って言われたので某ドイツメーカーのDセグクーペに乗りに行きましたけど、右ハンドル車の足元には、大きめな縦置き8速ATのケースが収まらずに大きく張り出して左足のスペースを圧迫してます。なんじゃこりゃ?って思いましたね。乗り出しで400万円もする別のドイツメーカーのCセグの上級モデルでもほぼ同じようなことが起こってましたけどね。「これでいっか!?」って感じに興ざめします。
「欠陥」だらけとは知らずに高級車に乗っている人は、プジョー208みたいなクルマを見て、その安普請ぶりに「あり得ねー」とか勝手なこと言いますけど、高級ブランドのクルマだって、まあほどほどにクソだったりするわけです。それでも作り手も乗り手も「いいクルマ」だと胸を張る・・・このとっても不健康な関係が一度リセットされない限りはいよいよクルマは「ジ・エンド」かもしれないな〜。街中でプジョー208とアクアを見ると、まだまだ「ちょっとした」希望があるかな・・・と。
リンク
「最新投稿まとめブログ」
ラベル:
0002「フランス車について」,
041プジョー(メーカー),
プジョー208
2016年6月28日火曜日
格安メルセデスに厳しい事言うのはもうやめましょう!!!
日本で多く見かけるようになった新型のメルセデス車。それもそのはずで販売台数は輸入車ブランドでも頭一つ抜けた存在です。前々からちょっと気になるのが、割と信頼できる評論家筋からの新型メルセデスへの評価がいまいち高くないことです。いくつか実際に乗ってみたのですが、うーん・・・どうもいまいちクルマ好きの気持ちは捕まえ切れていない「煮詰め不足」はあるのかな〜。よく考えてみれば10年前も20年前もそれほどクルマ好きが率先して乗りたい!!!というブランドでもなかったわけですけども。
高所得な世帯が多いといわれる人気の「街」では、メルセデスを新旧問わずそこら中で見かけますから、たとえば「自由が丘(東京都目黒区)」みたいなところに住むならばマストなブランドだと思います。こういう事を書くと、必ずといっていいほど「目黒なんて田舎者ばかりが有り難がる街だから!無駄にメルセデスが多いんだ!」なんてご意見を頂戴するんですけども、その辺のことは一応わかった上で書いているので悪しからずに。
ありがたいことに、最近ではメルセデスの取得価格がかなり下げられていて、女性が乗り回す分には不足なしといったモデルも非常に充実しています。自動車メーカーの鉄則は「女性をねらえ!」ですから、メルセデスの近年の成功はまったくのセオリー通りです。あと「メルセデス」というブランド名もポイントでしょうか。女性は「マ行」と「ナ行」が好きという「ネーミング」マーケティングの基本もしっかり押さえられています。「レクサス」「アウディ」「ボルボ」よりも「メルセデス」「BMW」「アルファロメオ」なんでしょうね。
また女性をターゲットにすることで、あまり「スペック」を意識しなくても売れる!という好循環があるようです。文句ばっかり言うアホなクルマ好きを相手にするよりも、女性を上手く取り込んだ方が圧倒的に効率がいい!!!結局アホなクルマ好きもあくまで「男」なので、女性が興味を示すブランドにフラフラと寄ってきますから。メルセデスを買う独身男の意図は「婚活」以外の何者でもない!!!・・・なんて便利なブランドだろう。
ターゲットが「女性」&「婚活男性」ですから、ハッキリ言ってクルマの中身なんてもう「どーでもいい!!」わけです。全く不要で余剰気味の駆動系のコストをガリガリ削って、その分をデザインに回すという戦略も、エコカー全盛の日本では見事に当たっていると思います。「女性にモテる」「見栄えもいい」「燃費もいい」これだけ揃えば商品力は十分!!!
こんな戦略を採るメルセデスに対して評論家のみなさんは異口同音に「くだらねえ」異論を呈します。さすがにメルセデスを慮って「本質的」な話に突入するヤバい輩はいませんが、心中を推し量るととんでもなくエグい「毒」が出てくるはずです。代わりにちょっとその「毒」を示してみましょう!!! 例えば・・・「メルセデスを買う」ことの本来の意義はメルセデスが最古参の自動車メーカーとして培ってきた自動車技術の「塊」を手に入れること!!!であって、その肝心なところが抜け落ちたモデルはもはやメルセデスではない!!!といった話です。
メルセデスのエンジニアリングは、VW、トヨタ、GM、ルノー、ヒュンダイなどの巨大グループが林立する中でも、経営基盤こそ小粒なものの、圧倒的な高級車シェアを利していて高級ユニットの製造に関しては非常に高い理想を掲げています。だからこそ高いカネをかけてまでメルセデスを選ぶ意義がある!!!(んだそうです)。端的に言うならば、高級車の乗り味を決めてしまう「縦置きステップAT」は、もはや世界では「ZF」と「アイシンAW」という2つのサプライヤーにほとんどのブランドが頼っているのが現状です。ただし高級車のナンバー1ブランドを自認するメルセデスは、自社専用の縦置きステップATを独自に開発しています。
サプライヤーとメーカーの「ひとまたぎ」が存在するのは、ほぼ100%コスト意識の現れです。メーカーが究極のクルマを作りたいならば、全てをケチることなく最適化された部品を内製すればいいわけです。瑣末な部品ならまだ理解できますが、クルマの本質を決定する「ミッション」をコストの対象にするのはいかがなものか?というわけです。
クルマの乗り味を大きく左右する決定的な部品がミッションですが、世界の高級車が挙って採用するのが多段式ステップATです。日本車を中心に燃費競争が過熱していた頃には、ATは「完全に終わった」などと言われてましたが、その後の改良により今ではそのジェントルな乗り心地を武器に見事に復権しています。とはいってもその改良によって、製造コストの面で今ではDCTやCVTを大きく上回るようになりました(もちろんピンキリですが)。世界の高級車市場で競争力がある「多段式ステップAT」は、あまりに設計が複雑になったために、「トルクコンバータ」部分などは機械組みができなくなっていて量産が難しく、まさに職人の手による「工芸品」になっています。
この「工芸品」に手間を惜しまずに取り組んで自社製で勝負するブランドこそが真の高級車ブランドだと言えます。ジャガー、アストンマーティン、BMWといった錚々たるFR車ブランドはZF製を採用して済ましているのが現状です。またGMとフォードは合弁で独自に縦置き8ATを仕上げていますが、どうやらこれは80kg・mオーバーのトルク容量を持つ1000万円超のスポーティモデル専用みたいです(ちなみにATの元祖はGMです)。これに対してトヨタ(レクサス)はアイシンAW製を、日産(インフィニティ)はジャトコ製の多段式ATを「擦り合わせ」で高級車向けATを特注で作っています。このトヨタと日産の鍔迫り合い対して互角に戦えるポテンシャルを持つのがメルセデスなわけです。余談ですが、この三つ巴に新たなる挑戦者が現れました!・・・新興プレミアムブランドの「ジェネシス」も立ち上げと共に現代パワーテック製の縦置きATを導入してきました!!!おー!!!最高の高級車を作ろう!!!というヒュンダイの心意気は評価したいです。
ちょっと長くなりましたが、「メルセデスを買うなら・・・」という評論家のボヤキなど、せいぜいこの程度のものですから、無視してFFメルセデスをオシャレに乗ればいいじゃん!!!ってのが私の個人的な意見です。ちなみに本来の「メルセデスらしさ」が楽しめるクルマで最も安いモデルが「C450AMG」というCクラスの上級モデルです。これからの高級モデルの標準スペックとなる「3L6気筒ターボ」を積んで、職人技の7ATが付いてきて本体価格が863万円です。「ここから上が本物のメルセデスだ!」と言われればまったくその通りなんですけども、そんな輩の価値観にわざわざ付き合わなくてもいいですね・・・。
お手軽価格で買えるメルセデスには「横置きDCT」というミッションが使われています。大量生産されるMTミッションに外部サプライヤーが開発した自動変速機をポン付けした安物です。基本的にサプライヤーに丸投げなのはVWやホンダ(廉価モデル)と同じです。ただしその分だけ内装にコストが割り振られているわけですし、300万円そこそこというお値打ち価格で、女性が目黒区を乗り回すには十分な「外観的」スペックを備えていますから十分にお買い得だと思いますよ。どうせ周囲の住人なんてみんな田舎モノですから、クルマの良し悪しなんてわかってないミーハーばっかりですし・・・。
リンク
「最新投稿まとめブログ」
高所得な世帯が多いといわれる人気の「街」では、メルセデスを新旧問わずそこら中で見かけますから、たとえば「自由が丘(東京都目黒区)」みたいなところに住むならばマストなブランドだと思います。こういう事を書くと、必ずといっていいほど「目黒なんて田舎者ばかりが有り難がる街だから!無駄にメルセデスが多いんだ!」なんてご意見を頂戴するんですけども、その辺のことは一応わかった上で書いているので悪しからずに。
ありがたいことに、最近ではメルセデスの取得価格がかなり下げられていて、女性が乗り回す分には不足なしといったモデルも非常に充実しています。自動車メーカーの鉄則は「女性をねらえ!」ですから、メルセデスの近年の成功はまったくのセオリー通りです。あと「メルセデス」というブランド名もポイントでしょうか。女性は「マ行」と「ナ行」が好きという「ネーミング」マーケティングの基本もしっかり押さえられています。「レクサス」「アウディ」「ボルボ」よりも「メルセデス」「BMW」「アルファロメオ」なんでしょうね。
また女性をターゲットにすることで、あまり「スペック」を意識しなくても売れる!という好循環があるようです。文句ばっかり言うアホなクルマ好きを相手にするよりも、女性を上手く取り込んだ方が圧倒的に効率がいい!!!結局アホなクルマ好きもあくまで「男」なので、女性が興味を示すブランドにフラフラと寄ってきますから。メルセデスを買う独身男の意図は「婚活」以外の何者でもない!!!・・・なんて便利なブランドだろう。
ターゲットが「女性」&「婚活男性」ですから、ハッキリ言ってクルマの中身なんてもう「どーでもいい!!」わけです。全く不要で余剰気味の駆動系のコストをガリガリ削って、その分をデザインに回すという戦略も、エコカー全盛の日本では見事に当たっていると思います。「女性にモテる」「見栄えもいい」「燃費もいい」これだけ揃えば商品力は十分!!!
こんな戦略を採るメルセデスに対して評論家のみなさんは異口同音に「くだらねえ」異論を呈します。さすがにメルセデスを慮って「本質的」な話に突入するヤバい輩はいませんが、心中を推し量るととんでもなくエグい「毒」が出てくるはずです。代わりにちょっとその「毒」を示してみましょう!!! 例えば・・・「メルセデスを買う」ことの本来の意義はメルセデスが最古参の自動車メーカーとして培ってきた自動車技術の「塊」を手に入れること!!!であって、その肝心なところが抜け落ちたモデルはもはやメルセデスではない!!!といった話です。
メルセデスのエンジニアリングは、VW、トヨタ、GM、ルノー、ヒュンダイなどの巨大グループが林立する中でも、経営基盤こそ小粒なものの、圧倒的な高級車シェアを利していて高級ユニットの製造に関しては非常に高い理想を掲げています。だからこそ高いカネをかけてまでメルセデスを選ぶ意義がある!!!(んだそうです)。端的に言うならば、高級車の乗り味を決めてしまう「縦置きステップAT」は、もはや世界では「ZF」と「アイシンAW」という2つのサプライヤーにほとんどのブランドが頼っているのが現状です。ただし高級車のナンバー1ブランドを自認するメルセデスは、自社専用の縦置きステップATを独自に開発しています。
サプライヤーとメーカーの「ひとまたぎ」が存在するのは、ほぼ100%コスト意識の現れです。メーカーが究極のクルマを作りたいならば、全てをケチることなく最適化された部品を内製すればいいわけです。瑣末な部品ならまだ理解できますが、クルマの本質を決定する「ミッション」をコストの対象にするのはいかがなものか?というわけです。
クルマの乗り味を大きく左右する決定的な部品がミッションですが、世界の高級車が挙って採用するのが多段式ステップATです。日本車を中心に燃費競争が過熱していた頃には、ATは「完全に終わった」などと言われてましたが、その後の改良により今ではそのジェントルな乗り心地を武器に見事に復権しています。とはいってもその改良によって、製造コストの面で今ではDCTやCVTを大きく上回るようになりました(もちろんピンキリですが)。世界の高級車市場で競争力がある「多段式ステップAT」は、あまりに設計が複雑になったために、「トルクコンバータ」部分などは機械組みができなくなっていて量産が難しく、まさに職人の手による「工芸品」になっています。
この「工芸品」に手間を惜しまずに取り組んで自社製で勝負するブランドこそが真の高級車ブランドだと言えます。ジャガー、アストンマーティン、BMWといった錚々たるFR車ブランドはZF製を採用して済ましているのが現状です。またGMとフォードは合弁で独自に縦置き8ATを仕上げていますが、どうやらこれは80kg・mオーバーのトルク容量を持つ1000万円超のスポーティモデル専用みたいです(ちなみにATの元祖はGMです)。これに対してトヨタ(レクサス)はアイシンAW製を、日産(インフィニティ)はジャトコ製の多段式ATを「擦り合わせ」で高級車向けATを特注で作っています。このトヨタと日産の鍔迫り合い対して互角に戦えるポテンシャルを持つのがメルセデスなわけです。余談ですが、この三つ巴に新たなる挑戦者が現れました!・・・新興プレミアムブランドの「ジェネシス」も立ち上げと共に現代パワーテック製の縦置きATを導入してきました!!!おー!!!最高の高級車を作ろう!!!というヒュンダイの心意気は評価したいです。
ちょっと長くなりましたが、「メルセデスを買うなら・・・」という評論家のボヤキなど、せいぜいこの程度のものですから、無視してFFメルセデスをオシャレに乗ればいいじゃん!!!ってのが私の個人的な意見です。ちなみに本来の「メルセデスらしさ」が楽しめるクルマで最も安いモデルが「C450AMG」というCクラスの上級モデルです。これからの高級モデルの標準スペックとなる「3L6気筒ターボ」を積んで、職人技の7ATが付いてきて本体価格が863万円です。「ここから上が本物のメルセデスだ!」と言われればまったくその通りなんですけども、そんな輩の価値観にわざわざ付き合わなくてもいいですね・・・。
お手軽価格で買えるメルセデスには「横置きDCT」というミッションが使われています。大量生産されるMTミッションに外部サプライヤーが開発した自動変速機をポン付けした安物です。基本的にサプライヤーに丸投げなのはVWやホンダ(廉価モデル)と同じです。ただしその分だけ内装にコストが割り振られているわけですし、300万円そこそこというお値打ち価格で、女性が目黒区を乗り回すには十分な「外観的」スペックを備えていますから十分にお買い得だと思いますよ。どうせ周囲の住人なんてみんな田舎モノですから、クルマの良し悪しなんてわかってないミーハーばっかりですし・・・。
リンク
「最新投稿まとめブログ」
ラベル:
0001「ドイツ車について」,
002メルセデス(メーカー)
2016年6月15日水曜日
「日本車なんて恥ずかしい!!!」という人々の選択。
常見陽平というコラムニストがいます。世の中で起こる問題を独自の視点で語るお仕事を、コメンテーターというのかコラムニストというのかその区別がよくわかりませんが、「デフレが・・・」「学歴社会が・・・」とか俗なイヤらしいことを語る稼業の人です。ちょっと面白いのが、自ら「若き老害」(単なるKY?)と称していてわざと痛いキャラを演じていらっしゃいます(キャラ設定は絶対必要ですよね)。
その「痛いキャラ自演」の常見さんの一つの持ちネタが「俺はクルマが大好き!」ってヤツです。本物のクルマ好きにとっては、なんだか思いっきりバカにされているようで少々ムカつきます。彼の自演キャラは「コテコテの老害」ですから、そのコテコテの保守的志向で、若いけどクルマが大好きなんですぅ〜(僕ヘンでしょ!?)・・・はぁ?。さらに「イケメン中年はクルマ移動が基本!!!」だとかヌカしやがります。毎日クルマ乗っていることをアピールしてまで変態アピール・・・、ここまでくればもう筋金入りの「痛キャラ」です(さすがプロのキャラ設定)。直近のお仕事は大学の先生らしいので、ただ単に毎日クルマで通勤してるだけでは!?大学のキャンパスは結構不便な場所に作られていて、学生がバスに乗ってドカドカやってくるなんて所も多いですからね〜。
この「自演・痛キャラ」で目障りなオッサンが、4年前にとある大手メディアに寄稿したクルマに関するコラムはなかなか衝撃的で今でも忘れられないです。内容はストレートに「日本車なんてダサい!!!とても恥ずかしくて乗れない!!!」・・・私も4年前(2012年)はまだまだブログなど書いてませんから、クルマに対する考え方は今ほどはハッキリしてなくて、当時はプジョーのクーペ407などに憧れましたね・・・。ただしこの常見氏の記事を読んで突如として体中に虫酸が走ったのを覚えています。失礼ですけども「なんだコイツ???やたらとダサいオッサンだな」と。一体どこの大学出身だよ?あーあそこか・・・確かにダサいヤツが多い大学だよ。この大学出身のリアルな知り合いは余裕で10人以上いますが、みんな不思議とダサい・・・。(大学の件は余計ですね)
別にこんな考えのアラフォーなんていくらでもいるわけで、何も珍しくないですし、ネットの掲示板には「輸入車に乗れないヤツは負け組!!!」とかいう書き込みもあったりするわけですけどね。それにしても、著名なライターがまともなサイトの寄稿で「日本車ダサい!!!」と本気モードで書いてるとは〜(自演ですけど)!!!こんなワケわかんねーヤツと同じに括られて堪るか!!!そんなゲロゲロな嫌悪感もあった!?のか、この2012年にクルマを買う予定だった私は、急遽日本車でもいいかな〜・・・と思いはじめて片っ端から試乗に行きましたよ。
そうしたらリストアップした日本車を試したところ、どれも予想以上にいいわけですよ!!!スカイラインクーペ、カムリHV、アテンザ(先代)もとってもいい感じなんですねー(プジョー407より良かったかも!?)。常見さんは日本車デザインを全否定してましたけども、この3台はデザインもとっても良かったですよ〜。つーかこのオッサンがあんな記事を書かなかったら、このブログも存在しなかったのかも!?
まあそれはさておき、自称「クルマ好き」の常見さん。輸入車しか乗らない宣言をしている中で、今度のクルマはBMW218iになさったそうですよー。・・・まあ523iとか乗るよりは断然に好感が持てますけども、え?BMW2erアクティブツアラーですよね?これはデザインにこだわりがある「痛いオッサン」的にはカッコいいのですか???(クルマまで自演の道具か!?) ちょっと失礼かもしれないですが「クルマ好き」というより「輸入ブランド好き」なんじゃねーの!? なんといっても「日本車に乗るくらいならクルマなんて要らない!!!」くらいの脅迫観念を十字架として背負ってますからね・・・。有名人ですからあれだけ書いておいて、今さらに日本車ディーラーに行くわけにもいかないでしょうし・・・。
「日本車なんて絶対乗らない!!!買いたい気分にさせてくれない!!!」とかムキになって言う人ってのは、そもそも日本車と競合するくらいの価格帯の輸入車を買う事が前提なんだと思いますよ。「AMGかベントレー」と決めている人はわざわざそんな事は言う必要ないですし・・・。常見さんにとってちょっと辛いのが、廉価の輸入ブランドがどんどん駆逐されていることですね・・・フォードの撤退は痛い。けれども逆に考えると、バブル世代がクルマを買い続ける限りは、200~300万円台の輸入ブランド車にもそこそこのニーズが保証されているとも言えます。PSAやルノーもまだまだ日本で頑張れるのかも!?
しっかし日本メーカーもその辺はすっかりマーケティングが済んでいるようで、トヨタは「プリウス」のブランド化によって頑迷なバブル世代を上手く懐柔しつつあるようです。トヨタの戦略は・・・①ちょっと高めの金額 ②セレブ感を感じさせるコンテンポラリーなデザイン ③環境性能のアピール ですが、最近のトヨタのモデルにはこれらが見事に集約されていますね。バブル世代にモノを売り込むならまずは「値段」・・・(評論家見ていても全くモノの価値がわからない世代ですから、「値段」と「広告」だけでジャンジャン売れます。その良いお手本がVWゴルフでしたね・・・問題があったようで最近やっと値下げしましたけど。
あとはやっぱり「限定モデル」ですかね・・・。若い世代から見れば「限定モデル」なんて商業主義にやられちゃったダサダサ感が漂うので絶対に買いたくないのですけども。不思議にバブル世代には大人気なんですよねー。バブル世代ってやっぱりバカなの!?それにしてもスバルやホンダの「限定商法」はお見事です・・・S207もtypeRももはやフェラーリやランボルギーニのような「幻」の存在になってます。
まだまだバブル世代が元気な間に、日本で頑張っている輸入ブランドにはたくさんクルマを売って欲しいと思いますし、日本に新たに参入あるいは復帰するブランドがあってもいいんじゃないですか!?オペル、ビュイック、ダッジ(最近は小型車もやってます!)などなど300万円くらいで展開できるブランドには十分に商機があるはず!!!ほかにも「クルマ好き」な常見さんが泣いて喜びそうな日本未上陸の輸入ブランドがあるんですよ!!!冗談抜きで並行輸入で日本に持ってくれば人気になりそうなくらいなので紹介します。
①ラクスジェン・・・グローバル7シーターが評判らしい。この牧歌的でシトロエンみたいなピープルムーバーが200万円台なら日本でも売れるはず。フロントの「L」マークが輝きますね!!!BMWやメルセデスと同じ三菱製直噴ターボですよ!!!
動画リンク「ラクスジェンのピープルムーバー」
②ジェネシス・・・みなさんご存知!?世界が注目する新興プレミアムブランドですよー!!!レクサスがライバルだそうですが、LC500相手にやる気十分ですね!!!
動画リンク
「ジェネシスのラグジュアリークーペ(コンセプト)」
③ヒンドゥスタン・・・これは個人的にはガチです!!!絶対に日本でも売れるはず!!!もう一目惚れレベルにデザインが美しい!!!欲しいーーーー!!!これは反則だ・・・1991年式ソアラよりもモテるよ。
動画リンク
「ヒンドゥスタンのレトロヒューチャーなセダン」
リンク
「最新投稿まとめブログ」
その「痛いキャラ自演」の常見さんの一つの持ちネタが「俺はクルマが大好き!」ってヤツです。本物のクルマ好きにとっては、なんだか思いっきりバカにされているようで少々ムカつきます。彼の自演キャラは「コテコテの老害」ですから、そのコテコテの保守的志向で、若いけどクルマが大好きなんですぅ〜(僕ヘンでしょ!?)・・・はぁ?。さらに「イケメン中年はクルマ移動が基本!!!」だとかヌカしやがります。毎日クルマ乗っていることをアピールしてまで変態アピール・・・、ここまでくればもう筋金入りの「痛キャラ」です(さすがプロのキャラ設定)。直近のお仕事は大学の先生らしいので、ただ単に毎日クルマで通勤してるだけでは!?大学のキャンパスは結構不便な場所に作られていて、学生がバスに乗ってドカドカやってくるなんて所も多いですからね〜。
この「自演・痛キャラ」で目障りなオッサンが、4年前にとある大手メディアに寄稿したクルマに関するコラムはなかなか衝撃的で今でも忘れられないです。内容はストレートに「日本車なんてダサい!!!とても恥ずかしくて乗れない!!!」・・・私も4年前(2012年)はまだまだブログなど書いてませんから、クルマに対する考え方は今ほどはハッキリしてなくて、当時はプジョーのクーペ407などに憧れましたね・・・。ただしこの常見氏の記事を読んで突如として体中に虫酸が走ったのを覚えています。失礼ですけども「なんだコイツ???やたらとダサいオッサンだな」と。一体どこの大学出身だよ?あーあそこか・・・確かにダサいヤツが多い大学だよ。この大学出身のリアルな知り合いは余裕で10人以上いますが、みんな不思議とダサい・・・。(大学の件は余計ですね)
別にこんな考えのアラフォーなんていくらでもいるわけで、何も珍しくないですし、ネットの掲示板には「輸入車に乗れないヤツは負け組!!!」とかいう書き込みもあったりするわけですけどね。それにしても、著名なライターがまともなサイトの寄稿で「日本車ダサい!!!」と本気モードで書いてるとは〜(自演ですけど)!!!こんなワケわかんねーヤツと同じに括られて堪るか!!!そんなゲロゲロな嫌悪感もあった!?のか、この2012年にクルマを買う予定だった私は、急遽日本車でもいいかな〜・・・と思いはじめて片っ端から試乗に行きましたよ。
そうしたらリストアップした日本車を試したところ、どれも予想以上にいいわけですよ!!!スカイラインクーペ、カムリHV、アテンザ(先代)もとってもいい感じなんですねー(プジョー407より良かったかも!?)。常見さんは日本車デザインを全否定してましたけども、この3台はデザインもとっても良かったですよ〜。つーかこのオッサンがあんな記事を書かなかったら、このブログも存在しなかったのかも!?
まあそれはさておき、自称「クルマ好き」の常見さん。輸入車しか乗らない宣言をしている中で、今度のクルマはBMW218iになさったそうですよー。・・・まあ523iとか乗るよりは断然に好感が持てますけども、え?BMW2erアクティブツアラーですよね?これはデザインにこだわりがある「痛いオッサン」的にはカッコいいのですか???(クルマまで自演の道具か!?) ちょっと失礼かもしれないですが「クルマ好き」というより「輸入ブランド好き」なんじゃねーの!? なんといっても「日本車に乗るくらいならクルマなんて要らない!!!」くらいの脅迫観念を十字架として背負ってますからね・・・。有名人ですからあれだけ書いておいて、今さらに日本車ディーラーに行くわけにもいかないでしょうし・・・。
「日本車なんて絶対乗らない!!!買いたい気分にさせてくれない!!!」とかムキになって言う人ってのは、そもそも日本車と競合するくらいの価格帯の輸入車を買う事が前提なんだと思いますよ。「AMGかベントレー」と決めている人はわざわざそんな事は言う必要ないですし・・・。常見さんにとってちょっと辛いのが、廉価の輸入ブランドがどんどん駆逐されていることですね・・・フォードの撤退は痛い。けれども逆に考えると、バブル世代がクルマを買い続ける限りは、200~300万円台の輸入ブランド車にもそこそこのニーズが保証されているとも言えます。PSAやルノーもまだまだ日本で頑張れるのかも!?
しっかし日本メーカーもその辺はすっかりマーケティングが済んでいるようで、トヨタは「プリウス」のブランド化によって頑迷なバブル世代を上手く懐柔しつつあるようです。トヨタの戦略は・・・①ちょっと高めの金額 ②セレブ感を感じさせるコンテンポラリーなデザイン ③環境性能のアピール ですが、最近のトヨタのモデルにはこれらが見事に集約されていますね。バブル世代にモノを売り込むならまずは「値段」・・・(評論家見ていても全くモノの価値がわからない世代ですから、「値段」と「広告」だけでジャンジャン売れます。その良いお手本がVWゴルフでしたね・・・問題があったようで最近やっと値下げしましたけど。
あとはやっぱり「限定モデル」ですかね・・・。若い世代から見れば「限定モデル」なんて商業主義にやられちゃったダサダサ感が漂うので絶対に買いたくないのですけども。不思議にバブル世代には大人気なんですよねー。バブル世代ってやっぱりバカなの!?それにしてもスバルやホンダの「限定商法」はお見事です・・・S207もtypeRももはやフェラーリやランボルギーニのような「幻」の存在になってます。
まだまだバブル世代が元気な間に、日本で頑張っている輸入ブランドにはたくさんクルマを売って欲しいと思いますし、日本に新たに参入あるいは復帰するブランドがあってもいいんじゃないですか!?オペル、ビュイック、ダッジ(最近は小型車もやってます!)などなど300万円くらいで展開できるブランドには十分に商機があるはず!!!ほかにも「クルマ好き」な常見さんが泣いて喜びそうな日本未上陸の輸入ブランドがあるんですよ!!!冗談抜きで並行輸入で日本に持ってくれば人気になりそうなくらいなので紹介します。
①ラクスジェン・・・グローバル7シーターが評判らしい。この牧歌的でシトロエンみたいなピープルムーバーが200万円台なら日本でも売れるはず。フロントの「L」マークが輝きますね!!!BMWやメルセデスと同じ三菱製直噴ターボですよ!!!
動画リンク「ラクスジェンのピープルムーバー」
②ジェネシス・・・みなさんご存知!?世界が注目する新興プレミアムブランドですよー!!!レクサスがライバルだそうですが、LC500相手にやる気十分ですね!!!
動画リンク
「ジェネシスのラグジュアリークーペ(コンセプト)」
③ヒンドゥスタン・・・これは個人的にはガチです!!!絶対に日本でも売れるはず!!!もう一目惚れレベルにデザインが美しい!!!欲しいーーーー!!!これは反則だ・・・1991年式ソアラよりもモテるよ。
動画リンク
「ヒンドゥスタンのレトロヒューチャーなセダン」
リンク
「最新投稿まとめブログ」
2016年6月7日火曜日
小型車マニアが泣いて喜ぶ!!!「アルファロメオ&フィアットのすべて」発売!!!
「日本とドイツは似ている」とか、「日本とイギリスは似ている」とか、ふと旧型モデルが満載のムックを読んでいるといろいろなことに気がつきます。旧型モデルを知る前までは、ドイツ車に対する畏怖を感じていたりしますが、ポルシェ356などを見ると、まるでホンダやスバルの最初の4輪車モデルみたいです。ホンダもスバルも初号機をそのまま進化させた結果のシビックtypeRだったりWRX・STIだったりすればポルシェと肩を並べるスーパーブランドになったのかな? いやいやtypeRもSTIも限定車が速攻で売り切れる大人気ブランドに違いないです。
ポルシェ、アウディ、BMW、メルセデスといったドイツブランドと、スバル、ホンダ、日産、三菱といった日本ブランドの対峙を時系列に眺めていると、クルマとは要するに「塊を表現」する1つの方法なんだな〜・・・とか、勝手に1人で納得してたりします。そして現代においても「塊の表現」はやはり名デザインの称号を手っ取り早く得るための近道ではあります。しかし真の傑作デザインとなると、必ずしも「塊」ではないケースも多いです。特に歴代のトヨタやマツダの名デザインとなると、「塊じゃない」方向性がちょいちょい見られます。
「テメーが言う塊とは何ぞや!」とかキレられそうですが、1967年にほぼ同じタイミングで登場した日本が誇るスーパーGTカーである「トヨタ2000GT」と「マツダ・コスモスポーツ」の2台をよーく見ると、トヨタとマツダのデザインの原点は通説で言われているようなドイツ車との対峙ではないことがわかります。この2台は設計当初から「スペシャルティ」の完成形であることを宿命とされていて、それぞれに独特の曲線でボデーが包まれていますが、私が思うにどちらも受けている影響を考えると、どうやらマセラティの別々のロードカー(GTカー)に行き着きます。
トヨタ2000GTが影響を受けたであろうモデルは、1953年に登場した「A6・GCS/53」というマセラティデザインの原点ともいえるモデルです。現行のクワトロポルテの団子っ鼻のようなルックスはこの60年前のモデルから受け継がれているのがよくわかります。そしてマツダ・コスモスポーツがおそらくスタイリングの「参考」にしたと思われるのが、「ミストラル」という1963年に登場した華奢なGTカーです。こちらは思わず笑っちゃうくらいのモロパクリ状態ですね〜・・・。決してポルシェ901のパクリではないと思います。
マセラティA6・GCSの動画
マセラティ・ミストラルの動画
その後バブル期に突入して、1991年に再び「3代目ソアラ(Z30系)」と「3代目RX7(FD3S系)」が、それぞれ先代までのデザインをかなぐり捨てるかのような斬新なデビューを飾ります。どちらも発売から今年で25年経過しますが、まだまだ街中で十分に「カッコいい」方で目立つピカピカのデザインです。そしてどちらも「なよなよ」した流線型モードをまとっていますけど・・・これが不思議と劣化しないです。NSXやGTOみたいなゴリゴリのスーパースポーツならわかりますけども、よくよく考えるとチャラいだけなのに、なんでトヨタとマツダはそんな芸当ができるのか?これはやはりマセラティを再びパクっているのでしょうか?
1980年代後半からマセラティの経営は大きく傾いていて、新型車も満足に出せない状況の中でした。1975年から実質的な経営権を握ったイタリアメーカーの「デ・トマソ」の介入によって、トヨタやマツダを魅了したかつてのピニンファリーナによるスタイリングは影を潜めて角張ったライトケースを備えたメルセデスのようなセダンが作られていました。もちろん栄光のメルセデスに勝てるはずもなく・・・1993年からはフィアットの管理下におかれるようになりました。よってマセラティがトヨタやマツダに影響を与える時代ではなく・・・不遜ながらもトヨタやマツダが世界中のGTブランドにデザインを指南する側の立場にあったようです(ジャガーXKやアストンDB7など「なよなよ系」がこの後に大ヒット!!!)。
さて現行の「レクサス」や「マツダ魂動」は、25年前の「偉業」を引き継ぐだけの仕事ができているでしょうか? 「マセラティ」「アストンマーティン」「ジャガー」といった幾多のGTカー・ブランドを軽く踏み越えて行くはずでしたが、バブル崩壊など方針転換を余儀なくされた挙げ句に、これらの古豪ブランドによって「クルマの評価」という意味では、再び置き去りにされている屈辱的な状況です・・・。もちろん両社は捲土重来を賭けて!!!来年に再び「トヨタ」と「マツダ」の競演があるという噂があります。「レクサスLC」と「新型ロータリースポーツ」がまたまた同じ年に出て来るようです。
さて「マセラティ」を生んだイタリア自動車産業の歴史を俯瞰するのにちょうどいいムックが発売されました。歴代のアルファロメオやフィアットには奇抜なデザインのクルマが多いですね。パラパラとめくるうちに、無意識に同時代の日本車がシンクロしたりするわけですが、その中で連想するのが、「トヨタ・セラ」「ユーノス100」「トヨタ・カローラⅡ」「マツダ・ファミリアカブリオレ」「ホンダ・シティ」「スズキ・セルボ」などなど。100万円そこそこの廉価車なのにやたらと「個性」を主張したモデルばかりです。
そういえば最近の小型車もなんだか個性的ですね。いちいち例は挙げませんけど、トヨタ(ダイハツ)、スズキ、ホンダの最新のスタイリングに街で出くわすと、ちょっと目がテンになります!!!なんじゃこりゃ!?そんななんの脈絡もなさそうな「今だけ」デザイン・・・と思いきや、この「アルファロメオ&フィアットのすべて」を見るとデザイナーの教養が見えてきて愉しいです・・・。あ!もちろん今回も沢村さんのコラムもありますよ!!!
リンク
「最新投稿まとめブログ」
ポルシェ、アウディ、BMW、メルセデスといったドイツブランドと、スバル、ホンダ、日産、三菱といった日本ブランドの対峙を時系列に眺めていると、クルマとは要するに「塊を表現」する1つの方法なんだな〜・・・とか、勝手に1人で納得してたりします。そして現代においても「塊の表現」はやはり名デザインの称号を手っ取り早く得るための近道ではあります。しかし真の傑作デザインとなると、必ずしも「塊」ではないケースも多いです。特に歴代のトヨタやマツダの名デザインとなると、「塊じゃない」方向性がちょいちょい見られます。
「テメーが言う塊とは何ぞや!」とかキレられそうですが、1967年にほぼ同じタイミングで登場した日本が誇るスーパーGTカーである「トヨタ2000GT」と「マツダ・コスモスポーツ」の2台をよーく見ると、トヨタとマツダのデザインの原点は通説で言われているようなドイツ車との対峙ではないことがわかります。この2台は設計当初から「スペシャルティ」の完成形であることを宿命とされていて、それぞれに独特の曲線でボデーが包まれていますが、私が思うにどちらも受けている影響を考えると、どうやらマセラティの別々のロードカー(GTカー)に行き着きます。
トヨタ2000GTが影響を受けたであろうモデルは、1953年に登場した「A6・GCS/53」というマセラティデザインの原点ともいえるモデルです。現行のクワトロポルテの団子っ鼻のようなルックスはこの60年前のモデルから受け継がれているのがよくわかります。そしてマツダ・コスモスポーツがおそらくスタイリングの「参考」にしたと思われるのが、「ミストラル」という1963年に登場した華奢なGTカーです。こちらは思わず笑っちゃうくらいのモロパクリ状態ですね〜・・・。決してポルシェ901のパクリではないと思います。
マセラティA6・GCSの動画
マセラティ・ミストラルの動画
その後バブル期に突入して、1991年に再び「3代目ソアラ(Z30系)」と「3代目RX7(FD3S系)」が、それぞれ先代までのデザインをかなぐり捨てるかのような斬新なデビューを飾ります。どちらも発売から今年で25年経過しますが、まだまだ街中で十分に「カッコいい」方で目立つピカピカのデザインです。そしてどちらも「なよなよ」した流線型モードをまとっていますけど・・・これが不思議と劣化しないです。NSXやGTOみたいなゴリゴリのスーパースポーツならわかりますけども、よくよく考えるとチャラいだけなのに、なんでトヨタとマツダはそんな芸当ができるのか?これはやはりマセラティを再びパクっているのでしょうか?
1980年代後半からマセラティの経営は大きく傾いていて、新型車も満足に出せない状況の中でした。1975年から実質的な経営権を握ったイタリアメーカーの「デ・トマソ」の介入によって、トヨタやマツダを魅了したかつてのピニンファリーナによるスタイリングは影を潜めて角張ったライトケースを備えたメルセデスのようなセダンが作られていました。もちろん栄光のメルセデスに勝てるはずもなく・・・1993年からはフィアットの管理下におかれるようになりました。よってマセラティがトヨタやマツダに影響を与える時代ではなく・・・不遜ながらもトヨタやマツダが世界中のGTブランドにデザインを指南する側の立場にあったようです(ジャガーXKやアストンDB7など「なよなよ系」がこの後に大ヒット!!!)。
さて現行の「レクサス」や「マツダ魂動」は、25年前の「偉業」を引き継ぐだけの仕事ができているでしょうか? 「マセラティ」「アストンマーティン」「ジャガー」といった幾多のGTカー・ブランドを軽く踏み越えて行くはずでしたが、バブル崩壊など方針転換を余儀なくされた挙げ句に、これらの古豪ブランドによって「クルマの評価」という意味では、再び置き去りにされている屈辱的な状況です・・・。もちろん両社は捲土重来を賭けて!!!来年に再び「トヨタ」と「マツダ」の競演があるという噂があります。「レクサスLC」と「新型ロータリースポーツ」がまたまた同じ年に出て来るようです。
さて「マセラティ」を生んだイタリア自動車産業の歴史を俯瞰するのにちょうどいいムックが発売されました。歴代のアルファロメオやフィアットには奇抜なデザインのクルマが多いですね。パラパラとめくるうちに、無意識に同時代の日本車がシンクロしたりするわけですが、その中で連想するのが、「トヨタ・セラ」「ユーノス100」「トヨタ・カローラⅡ」「マツダ・ファミリアカブリオレ」「ホンダ・シティ」「スズキ・セルボ」などなど。100万円そこそこの廉価車なのにやたらと「個性」を主張したモデルばかりです。
そういえば最近の小型車もなんだか個性的ですね。いちいち例は挙げませんけど、トヨタ(ダイハツ)、スズキ、ホンダの最新のスタイリングに街で出くわすと、ちょっと目がテンになります!!!なんじゃこりゃ!?そんななんの脈絡もなさそうな「今だけ」デザイン・・・と思いきや、この「アルファロメオ&フィアットのすべて」を見るとデザイナーの教養が見えてきて愉しいです・・・。あ!もちろん今回も沢村さんのコラムもありますよ!!!
リンク
「最新投稿まとめブログ」
2016年5月31日火曜日
ミニ、プジョー、ボルボが日本で好調なメカ的な事情。
シトロエンDS3がフェイスリフト!とか言われても、まだまだレアな存在で新鮮さ十分だった現行デザイン、しかも評判がとてもいいわけですから、なんか「もったいない」気がしないでもないです。それでも良い面もあって、現行モデルのユーザーがそのままスライドの代替えをすれば、なかなか見栄えがするDS3が中古車市場で流通するようになって愉しいカーライフをゲットできる人も増えそうです。5年落ちのDS3が100万円くらいで買えるようになれば・・・そう願っている人は結構いるはず。
日本のコンパクトカーでも100万円以下となるとよっぽど年式が古いクルマだったりします。とりあえず7年以下ならば中古車なかなか高値でとどまっています。日本車の場合は新車乗りだし価格より50万円くらい安ければいくらでも買い手がつくみたいで、プロのバイヤーがおいしいところはことごとく法人需要に回してしまうようです。個人よりも法人相手の方が面倒くさくないでしょうし・・・。
しかしさすがに輸入車を商用車にすることは少なく、あったとしてもルノー・カングーのようなやや特殊な車両くらいです。これらの事情を鑑みても、いろいろ条件を詰めて比べてみると、案外に中古車ならば輸入ブランドの小型車の方が買いやすかったりします。ただし部品交換が絡んでくると少々やっかいではありますが・・・。ただし2012年以降のモデルであれば、比較的にトラブルの少ないミッションが付いていたり、電装品の品質も良くなっているともっぱらの評判です。
この頃(2012年)から衝突安全性の定義が大きく変わったりアメリカでは消費者支援のレポート雑誌が人気になるなど、自動車産業を取り巻く環境が一変しました。2011年の大震災で大きなダメージを受けてホンダ以外のすべての日本メーカーが赤字に転落しました。さらにとどめを刺すかのように、トヨタやホンダに燃費やリコールの騒動が巻き起こりましたが、品質をレポートするアメリカの雑誌が、ことごとく日本メーカー車を高く格付けしたために2014年には各社ともに震災以前の水準までV字回復しました。衝突安全でメルセデス、アウディに圧勝したスズキが北米からフェードアウトしたのは残念ですが・・・。
負け知らずの日本をお手本に、世界のブランドでクルマ作りの姿勢が変わってきたのも多くのメーカーが赤字に転落したリーマンショックの頃でした。品質不良に悩まされてきたアルファロメオが、三菱のライセンスエンジンを採用するなど、日系サプライヤーが欧州ブランドでも活躍するようになりました。特に近年の欧州車の水準アップに大きく貢献しているサプライヤーが「アイシンAW」でしょうか。おなじみのトヨタ系列ミッション・サプライヤーですが、アイシンAWのATを採用した欧州車はどれも非常に扱いやすくなりました。
その代表格が「BMWミニ」「シトロエン」「DS」「プジョー」「ボルボ」といった面々です。BMWのFFモデルなどにも採用されています。BMWの本流であるFRシャシー車ではZF製ミッションが使われていますが、これは動きだしとキックダウンの時にそれぞれエラー的な挙動が出ることが多く、このミッションの特性をよく理解していないで乱暴に操作するとすぐに走りがシャクれます。それがBMWユーザーには魅力なのかもしれないですが、例えば信号GPでミニとBMWが対峙するならば、「出足の挙動」の優劣に加えて「FFのアドバンテージ」「シフト回数の少なさ」でミニの方が確実に有利なはずです。
速さはともかく、アイシンAW製ミッションの普及によって、ミニとPSAとボルボは非常に日本市場と親和性が高いブランドへと成長しつつあります。この傾向は販売台数にも大きく現れていて、去年までミニとボルボは1000台そこそこの水準だったのが、ミニはアウディ(2000~3000台前後)を完全に射程に収め、ボルボもこれに続いています。アウディの小型車はVWと同じボルグワーナーのライセンスDCTを使っていて、ギクシャク感ではアイシンAW勢よりもかなり不利な状況なので恐らく今年中にミニとボルボに逆転されると思います。
メディア露出はジャガーなどに比べてだいぶ少ないのに、ジャガーの3倍も売れているのがプジョーでいよいよ「1000台ブランド」の仲間入りを果たしました。デザインなどの要素でプジョーを上回ると見られていたルノーやフィアットは割安にも関わらず成長が停滞気味です。どちらもガリガリの低価格戦略なので、日本車が使うCVTはコストに合わず(日本の軽自動車はエンジンよりCVTの方がコスト高!!!)、フィアットはイタリアのサプライヤー・マニエッティ=マレリが作ったAMTを使いますが、これがいすゞのライセンス切れの設計をそのままパクった?として知られる骨董品です。
ルノーが新たに採用している6速EDC(DCTのルノーの呼称)は、フェラーリやGT-Rでも採用されているゲトラグ製です。ルノー小平(地元です!!!)の店員ブログによれば、ATのように滑らかなシフトチェンジが魅力とされてますが、これを採用していたフォードが日本撤退を決めるなど、あまり良い結果が出てないです。今のところはボルグ&ゲトラグのDCT勢は日本で不調です。・・・VW、アウディ、アルファロメオ・・・。
日本で売るんだったらアイシンAWかジャトコ使え!!!なんて高言するつもりはないですけどもね・・・。いち早く順応したミニ、プジョー、ボルボ、シトロエンが手頃な価格で拡販すれば、結果的に中古車市場の主役になれるのかな!?という気がしないでもないです。
リンク
登録:
投稿 (Atom)